無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

701. ジュリエッタ

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引用元:filmarks.com

 

2016年のスペイン映画

 

トーク・トゥー・ハー」、「人生スイッチ 」に続いて観たペドロ・アルモドバル監督の作品

 

本作を観てから、やっとこの監督の世界観がわかりかけた気がする

 

実際、スペイン国内でも「20作目にして最も彼らしい作品」と言われているらしい

 

↑ この絶妙な表現に、自国で彼が如何に愛されているのか、と想像してしまう

 

 

 

 

パートナーのロレンソ(ダリオ・グランディネッティ)と一緒になるつもりで、マドリードからポルトガルに移住することを決意したジュリエッタ(エマ・スアレス

 

ところが、ずっと行方が分からなかった娘アンティア(ブランカ・パレス)を、マドリードで見かけたと、娘の親友から聞き(どうしても娘に会いたいと)街に残ることにする

 

そしてジュリエッタは、娘に会える見込みもないまま、過去に遡って長い手紙を書き始める

 

 

この監督の作品にしては、エキセントリックな描写や展開が(極めて)少なく、安心して母と娘のドラマに入り込める 

 

 

監督のペドロ・アルモドバルは、彼にとって初めての英語作品として、メリル・ストリープの主演で撮影するつもりだった(実際にバンクーバーやニューヨークをロケ地として下見までしていた)らしい

 

(まったく違った仕上がりになったであろう)メリル・ストリープ版も観てみたかった

 

 

 

明日は、珍しく日本のショートムービーを紹介します