無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

67. 人生スイッチ

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2014年のスペイン、アルゼンチン合作映画

 

何も考えずに唯、下らなくも楽しい二時間を過ごしたいなら、、本作がお勧め

 

アルゼンチンでは歴代1位の大ヒット作

 

 

6つの短編に分かれているから、一話の時間は短く、最後にブラックで痛快なオチ(ここでは説明できないけれど)がある

 

関連性は無いけれど、どの話も主人公が結構ブラックな(オトナとして押してはいけない)スイッチを押してしまう

 

一話だけサワリを説明すると、「おもてなし」という話では、

 

 

ある雨の降る夜、レストランのウェイトレスは、客の男性を席に案内した後、厨房に戻ってくるも様子がおかしい

 

料理人が何事かと問い詰めると、ウェイトレスが客の男性は高利貸しのヤクザ者で、彼女の実家を競売にかけた悪人だという

 

父親が借金苦で自殺してしまうと、高利貸しの男は彼女の母親を追いかけまわすようになり、彼女は母とふたりで今の街に逃げてきた

 

料理人はそこまで話を聞くと、ウェイトレスにあることを提案する、、、

 

 

 

 

それにしても各ストーリーの主人公たちには多少の同情はするけれど、むしろ

 

「少しの辛抱って大事だよなあ」

 

と痛感する

 

 

 

よく「6秒ルール」というけれど(アタマにきた時に6秒堪えることで理性が持ち直して冷静になれる)、個人的には自己啓発の匂いがして採り入れるのに抵抗がある

 

そんなルールよりも本作を観て理性を取り戻す方が自分に合っている

 

 

唯一残念なのが、各ストーリーに付けられた日本語タイトル

 

「おかえし」、「おもてなし」、「パンク」、「ヒーローになるために」、「愚息」、「Happy Wedding」と、洋書の短編集のような題名で興味深いけれど、内容と微妙に食い違っている気がする

 

 

前述のアルゼンチン国内映画の歴代1位というのは、「アナ雪」の2倍以上の興行収入というから驚きだ

 

本当にこういう話が好きなんだろうなあ、、