引用元:amazon.co.jp
2006年の韓国映画
キム・ギドク監督作品らしい「よりによって」なテーマ
今回は「整形手術」
セヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)はつき合って二年
ジウは順調だと考えていたが、セヒの方は「彼の愛情が冷めているのでは?」という不安に駆られていた
カフェで魅力的な女性に視線を向けただけで逆上したり「自分に飽きたか?」と執拗に聞いてくるセヒを、ジウは次第に持て余すようになる
そして激しい口論をした翌日、セヒは突然姿を消す
数か月後、いつまでも戻ってこないセヒを探すことに疲れたジウは、カフェで魅力的なウェイトレス、スェヒ(ソン・ヒョナ)に会い惹かれていく
もちろんカフェで出会うスェヒは整形手術後のセヒなのだけれど、その後の展開にはちょっとした捻りもあって飽きさせない
また別のウェイトレス役で日本人の杉野希妃(きき)も出演している
ある調査データでは、韓国都市部に住む女性の5人に1人は整形していると言われ、その率は世界でもトップ(次いでギリシャ、イタリア、そしてアメリカ)
「親からもらった大事な身体を」という考え方もあるだろうし「より美しく」と思う人もいるだろうけれど、個人的にはそれよりも何よりも、本作冒頭のオペのシーンを正視することさえ(怖くて)できない