引用元:amazon.co.jp
公開当時は、60-70年代のソウルのCDを買い集めていた頃だったから、先にサントラ(vol. 1と2)を購入
本作出演者の演奏と歌唱による、サントラ盤に収められた曲の半分以上は、オリジナルで聴いていたけれど、ここで初めて知った曲もあり、何しろソウルのベストミックスを新しい録音(しかも十分な音圧で!)で聴けることは嬉しかった
というのも、ジェームス・カーも、アン・ピープルズも、当時のCDの音質は(曲も歌も最高なのに)想像力でカバーする必要があるくらい頼りないもの
それに加え、20-30年前の音楽を好んで聴いてはいても、歴史の勉強ばかりでは時々退屈してしまうところに、「今の音」でガツンと来るサウンドを楽しめるなんて
映画は、サントラ盤の延長で楽しんだ記憶があるけれど、今回観直してみても、なかなかの演奏
それもそのはず、12人のメンバーのうち演技経験者は2名のみ、他はオーディションで選ばれたダブリンのミュージシャンンたち
スタッフが2か月かけて、本作で使われた曲を実際に演奏させ、歌わせて、セレクションしたというから、相当な実力者揃い
最終選考にはアラン・パーカー監督も加わって12名が決定、そこから演技指導が始まったという
と、ここまで絶賛しておいて、音が無いのも不親切なので、一番好きな「Mustang Sally」
オリジナルのイナたさはそのままに、お腹にズシッとくるギターとスネアの音が最高!
ダブリンに住むジミーは、大のソウル好き
自らがマネージャーになって、才能あるミュージシャンを集め、「真のソウル・バンドを世に出す」という夢を持っていた
募集広告を出し、自宅でオーディションを行い、ひとりづつメンバーを揃えていく
思いがけず魅力的なピースが集まり、大いに期待するも、アクの強いメンバー同士は喧嘩が絶えず、また男女の三角関係などもあって、ゴタゴタは収まるどころか悪化していく
明日は、同じタイトルの韓国映画ではなく、アメリカ映画の方をご紹介