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WHOの医師として西アフリカで働いているイギリス人のデイビッド(マイケル・ケイン)は、妻であり助手でもあるアシャンティ出身の医師アナンサ(ビヴァリー・ジョンソン)と一緒に、西アフリカの小さな村に診療に来ていた
「暑いから近くの湖で泳ぎたい」と妻が出掛けると、村人たちが歓迎のダンスを始め、デイビッドはその様子をカメラに収めていた
ところが、すぐに戻ると約束した妻がなかなか戻ってこないのを心配して湖に行くと、妻の姿はなく、ついて来た村人たちは(地面についたタイヤの跡から)「トラックで連れ去られたのに違いない」と言っているようだった
デイビッドは妻を探すべく、反奴隷制度の代表であるブライアン(レックス・ハリソン)に接触、妻をさらったのはスレイマン(ピーター・ユスティノフ)という奴隷商人であることをつきとめる
そして彼から紹介された、スレイマンに親族を殺された恨みを持っている男・マリク(カビール・ベディ)と一緒に、ラクダでスレイマン追跡の旅に出る
アフリカの人身売買を扱った映画
もっとドキュメンタリー風に告発的な内容を想像していたけれど、いい意味で娯楽映画だった
今よりもずっと若々しいとはいえ、マイケル・ケインの落ち着いた雰囲気が大きく貢献している印象
もう少し認知されて良い作品だと思う
ちなみにアシャンティ王国は、19世紀末にイギリスの属国となるも、ガーナ独立後は同国内の立憲君主制王国として承認されている
明日は、観るのみ体力を使ってしまう、ライアン・ゴズリング出演作を紹介します