無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

279. スルース

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引用元:amazon.co.jp

 

2007年のアメリカ映画

 

ロンドン郊外、豪華な邸宅に住む著名なミステリー作家のワイク(マイケル・ケイン)のところに、妻の不倫相手で美容師のティンドル(ジュード・ロウ)がやって来る

 

「奥さんと離婚してください」

 

と要求するティンドルに、ワイクは、

 

妻の持っているネックレスを盗んでほしい

 

と逆に提案する

 

曰く「ネックレスには保険が掛けられているから、お互いにとって利益のある話だろう」と

 

ティンドルはこの話にリスクを感じつつも、経済的な苦しさもあって引き受けるか迷う

 

 

 

 

 

1972年のイギリス・アメリカ映画「探偵スルース」のリメイク

 

すっと前にオリジナル版を観て気に入った思い入れもあって、期待しつつ劇場で鑑賞

 

マイケル・ケインが35年前とは逆の役どころを演じていることに、最初は戸惑ったものの、美しくも愚かな若者役から、富と名声を得た老獪な作家役に転じることは、年齢からするとむしろ自然で、オリジナル版でローレンス・オリヴィエが演じたのに等しい風格を漂わせている

 

またジュード・ロウも(もう若くはないけれど)かつてマイケル・ケイン演じた若者役を好演している

 

果たして35年後にジュード・ロウが作家役を演じるだろうか?

 

映画「アクトレス 女たちの舞台」という作品では、若い頃に演じた役と敵対するオトナの役をジュリエット・ヴィノシュが演じているけれど「(探偵)スルース」の構成を参考に昇華させたのではないかと思う

  

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