無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

873. クレイジー・ナイン

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引用元:Yahoo!映画

 

学生の頃、深夜のコンビニでバイトしていた

 

4年間働いて、最後の1年間は、翌日到着するお弁当や雑貨などの発注作業まで担当していたから、卒業時には店長から半分冗談で就職を勧められたりもした

 

午後9時から朝6時までのシフトで、授業のある日は2時間くらい眠ってから出席という生活(こんなところで無駄に若さを謳歌していた?)

 

夜中の入店客数は少なかったけれど、来る客の多くはちょっと変わった人たちだった

 

「将来何になりたいんだ?」とか、スケール感のある質問をしてくるトラック運転手や、ほぼ毎月「氷枕ありますか?」と駆け込んでくる主婦、そして週に2、3回、早朝にイチゴ大福を買って帰るお婆さん

 

 

世の中にはいろんな人がいて、自分が知らない生活習慣があって、コンビニレジの学生と会話したい人も結構いることを知った

 

面白い社会勉強をさせてもらったと思う

 

 

 

 

2015年の香港映画

 

主人公らしき若い男が、24時間営業のコンビニでバイトを募集していることを知り、店長に声を掛ける

 

その時点で採用が決まり、何も知らないまま制服を着て働き始めることになる

 

ところが真面目に働く気のない男は、店の商品を食べたり、袋を針で突き刺したり

 

それに同調するバイトの女、そして店にやって来るなりトイレに行こうとする客、クレームをつける初老の男を不当にあしらう店長、さらに物騒な雰囲気の男、、宣伝文句通り「まともな奴は1人もいねえ!」という状態

 

 

分かり易くハチャメチャ(羽目の外し加減も丁度良い)で面白いし「このままぶっ飛んだ展開で最後まで行くのだろうな」と思っていると意外な展開もあって、想像以上によくデキた映画

 

 

明日は、ロシアについて詳しくなる映画をご紹介

 

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