引用元:Yahoo!映画
学生の頃、深夜のコンビニでバイトしていた
4年間働いて、最後の1年間は、翌日到着するお弁当や雑貨などの発注作業まで担当していたから、卒業時には店長から半分冗談で就職を勧められたりもした
午後9時から朝6時までのシフトで、授業のある日は2時間くらい眠ってから出席という生活(こんなところで無駄に若さを謳歌していた?)
夜中の入店客数は少なかったけれど、来る客の多くはちょっと変わった人たちだった
「将来何になりたいんだ?」とか、スケール感のある質問をしてくるトラック運転手や、ほぼ毎月「氷枕ありますか?」と駆け込んでくる主婦、そして週に2、3回、早朝にイチゴ大福を買って帰るお婆さん
世の中にはいろんな人がいて、自分が知らない生活習慣があって、コンビニレジの学生と会話したい人も結構いることを知った
面白い社会勉強をさせてもらったと思う
2015年の香港映画
主人公らしき若い男が、24時間営業のコンビニでバイトを募集していることを知り、店長に声を掛ける
その時点で採用が決まり、何も知らないまま制服を着て働き始めることになる
ところが真面目に働く気のない男は、店の商品を食べたり、袋を針で突き刺したり
それに同調するバイトの女、そして店にやって来るなりトイレに行こうとする客、クレームをつける初老の男を不当にあしらう店長、さらに物騒な雰囲気の男、、宣伝文句通り「まともな奴は1人もいねえ!」という状態
分かり易くハチャメチャ(羽目の外し加減も丁度良い)で面白いし「このままぶっ飛んだ展開で最後まで行くのだろうな」と思っていると意外な展開もあって、想像以上によくデキた映画
明日は、ロシアについて詳しくなる映画をご紹介