引用元:amazon.co.jp
2015年のカナダ・ラオス映画
アメリカ人医師のジョン(ロッシフ・サザーランド)はNGOの医療活動でラオスに来ていた
熱心に働く彼に対し、上司から「まともに休んでいないから2、3週間休暇を取るように」と言われ、南部のリゾート地に行くことにする
初日の夜にバーでビールを飲んでいたら、外国人旅行者と思われる二人組の男が現地の二人組の女性に声を掛けて盛り上がっていた
始めは大して気にも留めなかったけれど、あまりに女性に酒を飲ませていたのが気になったジョンは「飲ませ過ぎだからこれくらいにしておけ」と男性に注意する
その後、激務と緊張感から解放されたこともあって、ジョンは(すっかり客が居なくなった店内で)バーテンダーの男性と深夜まで酒を飲み、上機嫌で店を出る
そして宿まで帰ろうと夜道を歩いていると、バーで注意した男が一緒に飲んでいた女性に乱暴をしたらしく、目撃したジョンは男性と殴り合いの喧嘩に
以降のストーリーもしっかりしていて最後まで飽きさせない(エンディングも秀逸!)
しかし真っ先に浮かぶ感想は
「旅先で飲み過ぎるのはキケン」
という、呆れるほど当たり前なこと
特に言葉も通じず、習慣にも不慣れで、身体も疲れている時の深酒にはリスクしかない
お酒は嫌いではないだけに旅先でも、(現地ならではの酒と料理とその場の雰囲気を)味わいたいと思うけれど、どこかで気持ち的に量をセーブしてしまう
程度を越えて酔った時の自分を信用していないからでもあるし、そもそも(いくら飲んでも酔わないくらいに)酒に強い人でない限りは信用してはいけない
気持ちが高ぶったジョンが、部屋の鏡を割ったり壁を殴ったりするシーンがあるけれど、(いくら動揺していたとはいえ)モノにあたる人は特に要注意
仕事熱心で真面目な医師ではあるけれど、普段の人柄とは残酷なくらい無関係にそういうタイプは存在する
翌朝の遅刻程度の失態ならまだしも、一生ついて回る後悔になるかもしれない
明日は、つくづくこういう映画が好きなんだな、と呆れてしまった台湾映画をご紹介