引用元:Yahoo.co.jp
2003年の韓国映画
ポン・ジュノ監督のデビュー作「ほえる犬は噛まない」に続く、長編二作目の作品
ソウル・オリンピック目前の80年代後半に起きた、10人もの犠牲者を出した華城連続殺人事件をベースにしている
1986年10月、農村で一人の若い女性の死体が、畑の用水路で発見される
刑事のパクは取り調べを開始するも、現場は大勢のメディアや野次馬で騒がしく、鑑識が到着する前に、物証さえも荒らされてしまう
センセーショナルな事件を、ポン監督が扱った作品として、興味深くはあったけれど、テーマが強烈過ぎて、監督の良さを感じ難く、もったいない気がした
ちなみに、韓国の性犯罪発生件数は非常に多く、しかも上昇傾向にあるらしい
赤のラインが韓国で、青のラインが日本の推移(10万人あたりの発生率)
防犯対策、また教育の効果で、減少傾向にあるのかと思った(昔よりも届け出る割合は増えていることが増加の理由かもしれない)けれど、この問題は根が深い
それにしてもポン・ジュノ監督、犬食に続くテーマがこれとは、創作意欲の方向が明確だなあ
明日は、プレスリー好きな教師が主役の映画を紹介します