無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

292. ペパーミント・キャンディー

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引用元:Yahoo!映画

 

2000年の韓国映画

 

 

監督イ・チャンドン、主演ソル・ギョングムン・ソリ

 

この三人の組み合わせは2002年の「オアシス」で再現されている

 

それほど本作で手応えを感じたのだろう

 

 

7つのストーリーで、1999年から1979年へと遡っていく形式で、キム・ヨンホ(ソル・ギョング)というひとりの男の、40代から20代に起こる出来事を描いている

 

40代の自暴自棄になった状態から、家庭の崩壊、幸せな時期を経て、結婚、出会い、と遡っていく間に、結ばれることのなかった初恋の人ユン・スニム(ムン・ソリ)が随所に登場する

 

(観る前の情報インプットがゼロだったこともあって)特殊なストーリーの進み方に先の展開が読めない中で、ソル・ギョングの情緒不安定な演技(と暴力シーンの多さ)についていくのは(「オアシス」と同じように)正直しんどかったけれど、その苦労は無駄にはならないと思える満足度

 

本作のムン・ソリの演技を観てから、再び「オアシス」を観ると、彼女の演技力がよく理解できる

 

 

キム・ヨンホが兵士として出動するのは「光州事件」(1980年)という設定

 

タクシー運転手」で描かれていた民衆から見た光州事件とは様子が違うし、本作では直接の描写は殆ど無いけれど、1999年から遡りながら韓国の90年代~80年代をおさらいする中での象徴的な事件として認識できたのは、光州事件を理解する上で非常に有効だった気がする

 

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