無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

539. ゲート・トゥ・ヘブン

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引用元:Yahoo.co.jp

 

2003年のドイツ映画

 

場所がフランクフルト空港で、密入国した人たちの人間模様と聞いて興味を持ったけれど、空港内のセキュリティ等(ストーリー上は重要な要素ではあっても)については細かいことを考えないで鑑賞

 

 

 

ロシアから不法入国したアレクセイは、フランクフルト空港の地下で違法就労していた

 

同じ様な境遇の男たちの面倒をみて(=働かせて)いる胴元から、指示される仕事をこなす毎日

 

彼にはパイロットになる夢があり、各社の航空機に囲まれて過ごせる日々は、過酷ながらも楽しいものだった

 

そして最大(?)の楽しみは、清掃員として働いているニーシャ

 

彼女にもCAになるという夢があり(←こちらの方が現実味アリ)、彼女に惹かれているアレクセイもその夢を必死にサポートしていく

 

 

そんな彼女にはインドに残してきた息子がいて(DVの夫から逃れ、幼い息子は姉に預けている)、ニーシャはお金をためて彼を呼び寄せようとしていた

 

 

 

 

(ある程度には)豊かで、安全で、島国の日本から見れば、娯楽作品として楽しめるけれど、製作国のドイツは、移民過多の影響で極右政党が台頭する状況

 

そんな中で、本作をどういう感覚で観るのだろう?

 

中東問題やヨーロッパの経済、また自国の労働人口など、さまざまな要因に人道的な問題も「何とかバランスさせながら」長年やってきたドイツ

 

「偽善だ」とか、「経済の調整弁に使っているだけ」とか、シニカルな批判も可能だろうけれど、近年はブレること(少)なく対応してきた数少ない国だと思う

 

 

 

明日は、珍しく原作小説も読んだあのヒット作品を紹介します