引用元:amazon.co.jp
2016年の作品、プエルトリコ、コロンビア合作
今ではすっかり創作意欲を失い、ピアノの調律師として生計を立てている
仕事先で魅力的な女性スサーナと出会い、気持ちが傾きかけていた頃、爆弾テロが発生し、あやうく巻き込まれるところだったスサーナを偶然助けたことがきっかけで、ふたりは深い仲になってしまう
当初は、明るく積極的な女性と、優しい寡黙な男性で、悪くない組み合わせに思えるも、この女性、明るく積極的なだけではなく、やたらと過去の男性遍歴を言いたがる、、、写真家、聖職者、画家、ロマンチスト、鳥類学者から盲目の男性まで
聞かされるロドリゴが躊躇っていても、おかまいなし
複雑な思いで聞いているウチに、
「自分もやがて同じように捨てられるかもしれない」という思いと
「彼女を手放したくはない」という思いの中で悶々とする
そもそも男性遍歴を言いたがるのは、どういった理由があるのだろう?と考えてしまう
自慢ではないだろうし、ちょっとしたくすぐりなのか或いは精神的な他傷行為なのか
果たして男性は好意的に受け止めていいものなのか?
(男女関係以外でも)求めていないサービスに対して好みも何もあったものではないけれど、スサーナにそんな理屈は通用しないのだ