引用元:Yahoo!映画
1993年、俳優、柄本明の初監督作品
家でも会社でも優しいけれど、頼りない健太郎(三浦友和)は、ちょと風変わりで積極的な社内のOL、かおる(夏川結衣)と思いがけず深い仲になってしまう
妻の佐和子(岸本加世子)は、義母と息子の4人で暮らしている戸建てを壊して、マンションを建てる計画に夢中
引っ越す前の準備として、義母が昔から何もかも詰め込んできた、庭の物置を整理しようと躍起になっていて、健太郎のことにはあまり関心がない
そして義母が最近ボケ始め、息子の翔は不安を感じ始める
本作の約10年前に公開された「家族ゲーム」は、戦後に高度経済成長を成し遂げた日本が、「ふと我に返ってみると、家庭がこんなことになっていました」という世界を(言うならば、マクロな視点でミクロを)シュールに描いていたけれど、本作はもっとカジュアルでミクロなままの魅力がある
後半に締まりがなくなるのが少し残念ではあるけれど、オリジナリティもあるし、他にも監督作品があったら観てみたいな、と思い探してみたが見当たらなかった
予告映像も見当たらなかった、、、残念