引用元:filmarks.com
2007年のアメリカ映画
「効率性の専門家」として、
「日々の行動をリストアップし行動に移す」ことの大切さを説く講演活動をして、生計を立てているフランク(ライアン・レイノルズ)
彼は「日々の生活が計画通りに進むこと」に満足しているけれど、妻のスーザン(エミリー・モーティマー)はそんな夫に息苦しさを感じて(そりゃそうだ)、ある日時計をこっそり10分遅らせる
講演に出掛けるところだったフランクは、このイタズラに気付いて、怒りながら慌てて家を飛び出すも、一時間に一本しかないフェリーに乗り遅れてしまい講演に遅刻、さらには偶然出会って助けた妊婦のことを、妻から愛人だと疑われ、家を追い出されてしまう
という感じで、途中までは完全に、几帳面な男性をシニカルに描いたB級コメディ映画
ところが、ロボットみたいなフランクが生身の人間らしくなってからは、グッと面白くなる(それでもこのタイトルとこのジャケットでは観ようと思わないよなあ)
よく「生活の〇〇術」的な、例えば節約とか、整理整頓とかのテーマで講演している人がいるけれど、個人的には「よくやるなあ」と感心してしまう
仕事の内容が必然的にプライベートを支配するだろう点において自分にはまったく向いていない気がしているのと、それ以前の問題として「そんなことについて人から教わる(人に教える)のか?」という疑問がわいてしまう