引用元:moviewalker.jp
落ち込んでいる男性の前に突然登場して、エキセントリックなキャラクターで強引に男性をリードしていく天使の様な女性 = MPDG(マニック・ピクシー・ドリーム・ガール)が登場する作品
以前、MPDGの説明を「エリザベスタウン 」に書いたけれど、その女性を演じたキルスティン・ダンストが、本作にも登場
しかし、MPDGに該当する役は彼女ではなく、ケイト・ウィンスレットが演じている
原題は「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」
真面目で優しいけれど、平凡で退屈な男性ジョエル(ジム・キャリー)は、ヴァレンタイン前に、恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)と喧嘩をしてしまう
プレゼントを持って、彼女が働いている本屋に行ったジョエルは、クレメンタインに見知らぬ客のように扱われてしまう
思わぬ仕打ちに落ち込むジョエルだったが、後日彼女は(ジョエルの)記憶を消去する手術を受けていたことを知る
その行動が理解できず苦しむジョエルは、やがて自分も記憶を消す手術を受けることにする
しかし、その手術の最中に、ジョエルはクレメンタインと過ごした楽しい日々を思い出し、潜在意識の中で抵抗を始める
後半は、手術中のジョエルと、彼が思い出そうとするクレメンタインと過ごしていた頃のジョエルが交差していくSFチックな展開ながら、前半はジム・キャリーが演じているのに違和感があるくらいのラブ・ストーリー
この「ミックス感」が本作の魅力と思われる(以前紹介した「英BBCが選ぶ21世紀の映画ベスト100」では 6位に輝いている)けれど、言い換えれば中途半端な印象もある
明日は、薬師丸ひろ子主演の映画をご紹介