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伝説のジャズ・サックス奏者、チャーリー・パーカー(愛称バード)の生涯を描いた作品
個人的には熱心なジャズ・リスナーではなかったので、チャーリー・パーカーとの出会いは、ベーシストのジャコ・パストリアスの「Donna Lee」を聴いて、それが彼の代表曲(作者のクレジットもチャーリー・パーカーとなっているけれど、実はマイルスでは?とも言われている)と知ってから
そのチャーリー・パーカーを演じたのは「グッドモーニング・ベトナム」「スモーク」「リスペクト」、個人的には「クライング・ゲーム」「ケープタウン」などで印象的な役者、フォレスト・ウィテカー
実際のチャーリー・パーカーよりもコロコロした感じではあるけれど、(それほど彼の容姿が印象的でもないだろうから)気にはならなかったし、妻の尻に敷かれながらも(酒やドラッグで)結局はやりたい放題なダメ男を見事に演じている
1943年、ニューヨーク52番街にあるジャズ・クラブ
観客はチャーリーや、トランペッターの盟友ディジー・ガレスピー(サミュエル・E・ライト)たちの演奏するビ・バップと呼ばれる斬新なスタイルの演奏に熱狂していた
その頃チャーリーは、誰もが狙っていた店のダンサーのチャン(ダイアン・ヴェノーラ)を口説いていたが、彼女はチャーリーの演奏にはぞっこんながら交際の申し出にはなかなか応じてくれなかった
そこでチャーリーは、大事なサックスを質に入れて白馬を借り、バンド仲間に生演奏をさせながらチャンを呼び出し、彼女とつき合うことに成功する
ところが、その後遠征したロサンゼルスでは、彼らの演奏スタイルは既存のジャズをかき乱すものと敬遠され、ライブもラジオ出演もすべてキャンセルされてしまう
それに落ち込んだチャーリーは酒浸りになり「酒のお陰でドラッグを止められた」と言いながらも入院してしまう
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