引用元:amazon.co.jp
2005年の作品
金曜日、仕事終わりの宮田(中村靖日)は、買ったばかりの、しかも「彼女に出ていかれたばかり」のマンションに帰宅する
すると親友の勇介(山中聡)から電話があり、強引にレストランに呼び出される
食事中、勇介は宮田を元気づけるために、後ろのテーブルに居たお一人様のあゆみ(板谷由夏)に声を掛け、同席してもらう
すると驚くことに、あゆみもまた婚約を破棄され、その日の宿泊先も決めずに飛び出してきたところだった
ところがあゆみがふたりのテーブルに着いて早々、勇介がトイレに行ったきり居なくなってしまう
同じ金曜日の夜を、勇介、そして宮田の元カノ(霧島レイカ)は、危ない橋を渡りまくり、何も知らない人の良い宮田が、話の中心にいるという面白いストーリー
しかもこういうストーリーにありがちな安易な展開が少なく、リアルな割にそれぞれの話がうまく絡み合っていく
ミステリーとして、意外に精巧に、かつシンプルに観させてくれる
大きな予算がなくても面白い映画ができるんだという見本のような作品
監督は「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ
明日は、キャロル・キングの歌から始まる映画をご紹介