引用元:amazon.co.jp
原題は「A League of Their Own」
公開されたのが1992年と知って意外な気がした(何となく2000年くらいの作品かと)
主役で名捕手役を演じたジーナ・デイヴィスにとっては、「テルマ&ルイーズ」のテルマ役を演じた翌年にあたる
時は第二次世界大戦中
ジョー・ディマジオらのメジャーリーグのスターたちも出征し、球団経営も難しくなってきた頃、オレゴン州でソフトボールのチームで活躍している姉妹の元にある男が現れる
その男は女子プロリーグ設立の為に全米から名選手をかき集めているスカウトで、強打の名捕手で容姿も整った姉のドティ(ジーナ・デイヴィス)がお目当てだった
「週75ドル稼ぐプロ野球選手にしてやる」と不遜な態度のスカウトをドティは敬遠するも、このチャンスを掴んで退屈な田舎を抜け出したい妹は、必死で自分を売り込み、ついにはスカウトに「姉と一緒なら来てもいい」と言わせ、姉妹はロックフォード・ピーチーズに入団する
ふたりは無事入団テストにも合格 バスでの長距離移動をこなし、観客からの厳しい野次に耐えながら大好きな野球で生活していく
心配してまうくらいマドンナが目立たないけれど、言い換えればストーリーの中に自然に溶け込んでいる
主題歌も彼女が歌ってはいるけれど、印象に残るのは冒頭に流れるキャロル・キングの「Now and Forever」
クレジットを見なくてもあの少し鼻にかかった声でわかる
残念ながら全米女子プロ野球リーグは1954年に活動を終えている(2009年に発足した日本女子プロ野球機構も2021年に無期限の活動休止に)
プロであることや硬式に拘る必要もないし、ソフトボールとの線引きよりも、競技人口が増えていく方向に進んでいくと良いなと思う
明日は、ポスターが印象的なアメリカ映画をご紹介