引用元:amazon.co.jp
1959年の作品
小さな業界紙「経済週報」の社長芹沢(高倉健)は、最近世間を賑わせているドル紙幣の偽札事件に強い関心を抱く
容疑者の落合という名の男の自宅を調べ訪ねるも、既に落合は何者かによって殺されており、芹沢はその容疑者として逮捕されてしまう
馴染みの刑事に事情を説明して何とか釈放された芹沢は、偽札のルートの追跡を継続すべく、空港ロビーで見かけた怪しい甲田という女(久保菜穂子)に近づく
1ドル360円の時代
海外旅行もまだ一般的ではなく、舶来のウィスキーの値段もかなり高かった(数万円?)頃
考えてみれば、まだ敗戦から10数年しか経っていないのだな、と思いながら観ると、久保菜穂子が洋服を着こなし、マルボロを吸っている姿に驚かされるし、逞しい日本人女性にも見える
明日は、終戦直後の日本の様子を描いた作品をご紹介