無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

93. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

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引用元:Yahoo!映画

 

2013年のアメリカ映画

 

頑固でヨレヨレのアル中老人、ウディをブルース・ダーン(初めて知った俳優、長いキャリアの中でも主役ではなかったようだ)が好演している

 

 

「おめでとうございます!あなたは$1,000,000の当選者です!」

 

 

という、誰がみても詐欺だとわかる郵便メールを信じて(その支払いが行われるはずの)ネブラスカまで受け取りに行くといってきかないウディは、普段の受け答えはシッカリしているだけに、家族でさえどこまでボケているのかわからない

 

そしてウディは、自宅のあるモンタナ州から高速道路を歩いてネブラスカまで行くと言い出す

 

息子のデヴィッド(ウィル・フォーテ)は呆れて何度も説明するも、最後には老いた父親の酔狂に乗る形で、母親のケイト(ジューン・スキッブ)に散々文句を言われながらウディと車でネブラスカに向かう

 

 

途中で有名なラシュモア山に寄るシーンがあるので、おそらくモンタナから、ワイオミング、サウス・ダコタを経てネブラスカまでの約1,200km、、、どの州にも行ったことがない(通過したこともない)のでピンとこないけれど、距離で例えるとニューヨークからシカゴくらいはある、、、とはいえモンタナからネブラスカの方が断然走りやすいだろう

 

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道中、ウディの故郷に寄って、当選を真に受けた古い友人や知り合いに大富豪になると勘違いされたり、息子にも話していない過去の過ちが明らかになったりするうちに、父親がどうして酒浸りになったのか、そして頑なで気難しい老人になってしまったのかを理解し始める

 

 

 

観る前はもっとコミカルな作品かと思ったけれど、予想以上に(重くはないけれど)味わいのある作品

 

亡くなる前に故郷の友人や親族と揉めるのも嫌だけど、疎遠なままよりは良いのかもしれない

 

満たされた思いで死ぬのがベストかもしれないけれど、人生そううまくはいかないのだし、良いも悪いも含めていろいろ確認、体験する、というのも(心身共にそれをやってみる余力があれば)納得のいく死に方のひとつかもしれない

 

映画のストーリーをそのまま現実に当てはめて考えるのは無理があるけれど、賞金が貰えるなんて信じているワケでもなく、何日も仕事を休まなければいけないのに、父親をネブラスカまで連れて行く息子に感動させられる

 

  

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