引用元:Yahoo.co.jp
2014年のアメリカ映画
妻のサンディが認知症になってからというもの、酒やギャンブルに明け暮れる自堕落な生活を送っていたヴィンセント(ビル・マーレイ)
高利貸しに手を出した借金も返せず、自宅を担保に借りていた銀行の融資も断られ、いよいよ切羽詰まってきた頃、隣の家に離婚協議中の女性マギー(メリッサ・マッカーシー)と息子のオリヴァー(ジェイデン・リーバハー)が越してくる
親権を元夫に取られないように医療技術者として長時間働かざるを得ないマギーは、不安で不満ながらも、利便性と他にチョイスがないことから、隣の不良老人に一時間12ドルでオリヴァーを預かってもらうことにする
転校先でクラスメイトからイジメられ、辛い日々を過ごしていたオリヴァーだったが、ヴィンセントと過ごすうちに癒されていき、いじめっ子たちに仕返しの手ほどきも受けて元気を取り戻していく
ヴィンセントがよく行く競馬場にオリヴァーを連れて行くシーンがある
競馬場は 「メリンダとメリンダ」でも登場したベルモント・パーク
ギャンブルには違いないけれど、日本の競馬場よりも開放的で、子供を連れていくには良いところ
エンドロールには、ビル・マーレイが、首から下げたウォークマンをヘッドフォンで聴きながら鼻歌交じりに歌う「Shelter from the Storm」のシーンが
ボブ・ディランの名盤「血の轍」に収録された静かで地味な曲を、「ここで使うか?」と最高に嬉しくなった
「ロスト・イン・トランスレーション」の、渋谷のカラオケボックスで歌う「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding」と同じく、本人の選曲と思いたい