無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

423. ハリーの災難

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引用元:wikipedia.org

 

前回デ・パルマ監督のヒッチコック愛について書いた流れで

 

 

1955年のアメリカ映画

 

ヒッチコック作品の中でも独特の位置づけ、決して大作ではないけれど気の利いた小品という感じの本作

 

 

紅葉の季節を迎えたニューイングランド地方の小さな村の森の中で、ハリーという男性の死体が見つかる

 

不思議なことに何人もの村人に殺害の心当たりがあり、それぞれが保身のために死体を埋めたり、また掘り返したり

 

 

 

 

昔、この地方の紅葉を観に行ったことがあるのだけれど、日本の紅葉とあまりに違うのにびっくりした

 

スケールは何倍もあるけれど、色のバリエーションは無くて一面オレンジ色!

 

わび・さびを感じさせる(← まったく表現できてない?)

 

圧倒的なスケールで迫ってくるニュー・イングランドの紅葉

 

その違いが、まるで日米の特徴をそのまま反映したみたいで印象に残っている

 

運転中、吸い込まれるような景色に危うくハンドルを持っていかれそうになったくらい

 

今年の紅葉は11月の末辺りという予想(関東)だから、あと二か月近く先ではあるけれど、久しぶりに紅葉狩りに行くのも良いなあ

 

 

シャーリー・マクレーンの映画デビュー作品