無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

175. 地下室のメロディー

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引用元:rakuten.co.jp

 

1963年のフランス映画

 

何といっても作中いろんなアレンジで聴くことができるテーマ(リフ)が印象的

 

ド迫力(若干ホーンの音が割れている)なサウンドに圧倒される

 

ゴージャスという表現がぴったり

 

80年代後半にホンダのプレリュードのCMに使用されていたことで覚えている人も多いだろう

 

 

 

5年間の「おつとめ」を終え娑婆に戻ってきたシャルル(ジャン・ギャバン)は、出所の翌日に早速次のヤマに向けて動き出す

 

そのヤマとは、カンヌにあるカジノの地下金庫から10億フランを盗むというもので、シャルルは年老いた自分の最後の仕事と決めていた

 

ところが昔からの相棒マリオは次に捕まってしまうと死刑を免れないことや今の生活が大事であること、また脚が思う様に動かないことなどを理由にこのヤマには関与しないと言い出す

 

シャルルはやむなく刑務所で目をつけていた若いフランシス(アラン・ドロン)と、その義兄ルイに声を掛ける

 

 

シャルルからの指示でカンヌに先乗りしたフランシスは、裕福な青年を演じるべく身なりを整え、高級車に乗り、カジノのダンサーや関係者と親しくなり、カジノの舞台裏にも出入りさえもできるように準備を整えていく

 

シャルルとルイが現地合流し、カジノのオーナーが売上金を運び出すタイミングを見計らい予定通り現金の強奪に成功する

 

現金を脱衣所に隠しホテルに無事に戻るも、シャルルは翌朝の新聞の一面を見て驚愕する

 

 

 

ジャン・ギャバンの貫禄と、20代のアラン・ドロンラの美しさ、ゴージャスな音楽、カンヌの美しい風景、、映画に「別世界」が求められた時代の最高にスタイリッシュな作品

 

ラストの演出は好みの分かれるところだろうけれど、こういうところもヌーベルバーグらしく(今の視点で観ても)これはこれで良い気がする

 

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