新宿武蔵野館にて鑑賞
お恥ずかしながら、まだ香港に行ったことが無い
仕事で関係するアジアの人たちに(聞かれなければ、言わないけれど)、そう言うと、普通にびっくりされる
一度だけ、トランジットで上空から香港の街を眺めたことがあるけれど、海面に浮かぶ船を見て、ジャッキー・チェンの映画を思い出したのと、高層ビルのすぐ横を、着陸前の飛行機がすり抜けて行くのに驚いた
その時には「小さな街だなあ」という印象で、香港の郊外に田舎町があるなど思いもしなかった
本作は、ITオタクのハウ君が、香港の僻地に住んでいる5人の女性に会いに行く作品
↓ コチラは、武蔵野館のロビーに飾られていた地図
まず、香港の中に、こんな田舎があるなんて知らなかった(二回目)
また都市部に住む人たちが、これらの僻地について(自分の出身地でもなければ)知識も関心も無さそうなのに驚いてしまった
知人の香港人は、みな車を持っていなかったけれど、本作を観てそれにも納得
ハウ君の恋愛については、奥手で「のび太君」的な男性が、気が強くてシッカリしている香港女性たち(本当に5人とも魅力的で、逞しく、そしてよく弁が立つ)に翻弄されながらも、正面から体当たりしていく様子が微笑ましいけれど、映画としては軽いラブ・コメディ的で、田舎の風景や暮らしぶりが観られたことの方が収穫だった
英題は「Far Far Away」
邦題も内容に沿った、洒落たタイトル
予告映像は「私のプリンス・エドワード」と一緒にご紹介
明日は、モンタナ州が舞台の作品を紹介します