無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1721. 海の沈黙

引用元:happinet

 

原作と脚本は倉本聰

 

長年、温めてきた話ということで、彼らしいノスタルジーに溢れている作品

 

 

著名な画家田村修三(石坂浩二)の作品を各方面から集めた展覧会が開催される

 

ところが直前になって、展示作品の中に贋作が混じっていることを田村本人が気づき、それを関係者に告げる

 

既にメディアには文部科学大臣や美術界の巨匠などからの絶賛コメントを受けていることもあり、このまま開催することを主催者から懇願されるも、事実を公表してしまう田村

 

その後、贋作と言われた作品を(市民の反対を押し切って)数億円で購入したある市の

担当者の水死体が見つかる

 

 

本物よりも優れていると評されたその贋作の作者は、むかし新進気鋭の天才画家と称されながら問題を起こし姿を消した津山竜次(本木雅弘)なのではないかという話が浮かんでくる

 

 

 

登場人物が圧倒的な存在(巨匠とか天才と言われるような)になると、映画ではその雰囲気を醸し出す必要が出てくるけれど、本作でもその苦労が窺える

 

 

 

サングラスや杖などの小道具、台詞に間を持たせたりという工夫が功を奏しているけれど、意地悪な見方をすれば(使いたい役者を先にキャスティングしたから)役どころに合わせる余計な作業が発生した様にも見えた

 

さらに言えば、本木雅弘の神妙な表情の演技には食傷気味ではあるし、石坂浩二の深みの無い演技(世間知らずな高名な画家という役どころに合わせている?)も気になってしまった

 

 

 

 

明日は、函館三部作を思い出す作品をご紹介

 

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