
引用元:theaters.jp
スコットランドの巨大物流センターで働く移民女性
という設定だけで観たくなっていたのに(都合が合わない時はとことん合わない、、)危うく劇場鑑賞の機会を逃すところだった
都内で唯一残る上映館になった神保町シネマリスにて鑑賞
スコットランド郊外の巨大な物流センター働くポルトガル移民の女性オーロラ(ジョアナ・サントス)の仕事は、スキャナーが示す通りに倉庫内の通路を移動し続け、棚にある商品をピックアップするというシンプルな仕事
シンプルな仕事ではあるけれど、テクノロジーに支えられ、又管理されていて、少しでもピックが遅れるとアラームが鳴ってしまう
急き立てられるような単純作業を機械的に過ごし、疲れた体を引きずるようにしてシェアハウスに帰宅する
帰宅と呼べるほど職場を離れた後も気が休まるわけではなく、味気の無い毎日が淡々と過ぎていく
そんなある日、シェアハウスのキッチンでスマートフォンを落とし、その修理費(99ポンド)を支払ってから、彼女の生活の歯車が一気に狂い始める
ケン・ローチ的なアプローチではあるけれど、そこまでウェットじゃないところも好み
ローラ・カレイラ監督の次作がすでに楽しみ
仕事にやり甲斐を見出すなんて、ピンと来ないというか恐れ多いというか、普段は意識することがないけれど、本作を観ると大切なことだと再認識すると同時に、小さな不満はあれど(時々は)面白いと思える仕事に就けていることに感謝したい
明日は、50年前の奈良の様子が楽しめる映画をご紹介