無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1713. ペリカン・ブルー 自由への切符(チケット)

引用元:yahoo.co.jp

 

 

1999年にNATOに、2004年にはEUに加盟したハンガリー

 

地理的には中欧ながら、歴史的にも東欧の印象が強い

 

 

本作は、そのハンガリーで90年代に実際に起こった驚きの出来事を描いたアニメーション

 

 

「鉄のカーテン」が崩壊し、西ヨーロッパへの扉が開かれた1990年代のハンガリー

 

(あくまで法律上は)海外旅行が自由になり、多くの国民が閉塞的な自国から外へ目を向けるようになる

 

ところが国際列車の切符は余りにも高額で、庶民にはとても手が届かない

 

そんな中、頭脳派のアコシュ、大胆不敵なペーチャ、泳ぐことが大好きなラチの若者3人組が切符の偽造を思いつく

 

それは、切符に使用されているペリカン社製の青いカーボンインク「ペリカン・ブルー」を家庭用洗剤で溶かし、行き先を書き換えるという手法

 

 

 

その偽造切符で念願の海外旅行を満喫した彼らだったが、その様子をかぎつけた周囲は「俺たちも行ってみたい」となり、通報されるリスクも考慮し、友人そしてその友人たちにも偽造チケットを手配する

 

当初は「金ではなく、自由を手にするため」という思いに嘘はなかったものの、状況も心持も変化していくウチに警察の捜査も進んでいく

 

 

 

 

この時代の東欧を舞台にした映画は数あれど、まったく駄作が無い不思議

 

(駄作になりようがないくらい)状況が人の心を惹きつけるのか、日本で観られる数倍の作品が作られた中から(厳選された良品のみ)観ているせいか、或いはその両方か

 

グッバイ・レーニン」や「僕たちは希望という名の列車に乗った」なども思い出しながら、アニメーションの特性を活かした本作の面白さに圧倒される

 

 

 

 

明日は、観ているとかなり消耗してしまう邦画をご紹介

 

www.youtube.com