
引用元:NETFLIX
第二次トランプ政権の副大統領、JDヴァンスが書いた自伝「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」を原作にした映画
JDヴァンスについては、トランプ・ゼレンスキー会談に同席した時の「何とも嫌な奴」という印象が強かったけれど、その直後に著書を読んでからは応援したい気持ちも芽生えたせいか、相殺された結果ニュートラルな印象 笑
オハイオ州にあるシンシナティとデイトンの中間にある町、ミドルタウン
何とも個性の無い名前の町では、大した産業も活気も無く、ほとんどの人たちは貧困に喘いでいた
男たちは低賃金の単純労働、或いはそれさえも解雇された状態で、酒に溺れ、暴れたり家族に暴力をふるう者も多く、近所では夫婦喧嘩が絶えなかった
JDヴァンス(ガブリエル・バッソ)の母親ヴェブ(エイミー・アダムス)も、高校では優秀な成績だったが、進学できる環境もなく、19歳で妊娠した後は夫にも逃げられ、その後は自堕落な生活に
貧困や不幸を、親や環境のせいにしては、すぐに癇癪をおこし、モノや人に当たっては新たな面倒を作っていた
同居している祖母のマモーウ(グレン・クローズ)も、アル中で暴力的な夫に苦しめられた過去を持ち、自らもアルコールと煙草が手放せなくなってしまった
母は、ヴァンスの思春期にもドラッグで仕事を解雇されたり、次から次へと男に頼っては騙されたり、暴力をふるわれたり、やがてはヴァンスにも手を挙げるようになる
そんな劣悪な環境で、何度も道を誤りそうになりながらも高校を卒業、海兵隊を経てオハイオ州立大からイエール・ロースクールに進み、法学の学位を習得したヴァンス
前述のニュートラルな印象から、この映画を観てさらに同情してしまうけれど、環境にも染まらず頑張り続けられた精神力が、同時に頑なな印象にも繋がり、会談での発言や、そもそもトランプの直下で働くことを選んだことには同調できないものを感じる
どうしようもないダメな母親を演じたエイミー・アダムス
「人生の特等席」でダメな父親を演じたクリント・イーストウッドに対して、距離を置きながらも優しくサポートする娘を演じていたのを思い出す
明日は、昔の同級生からとんでもない依頼をされる映画をご紹介