無人島シネマ

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1684. レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー

引用元:amass.jp

 

1981年に行われた北米ツアー中の、アリゾナ州のテンピ、そしてニュージャージー州のイースト・ラザフォードの二か所で行われたライブの模様を収録

 

ライブアルバムとして、同ツアーから1982年に「スティル・ライフ」がリリースされている

 

 

初めてこのアルバムを聴いた時には、冒頭の「アンダー・マイ・サム」のカッコ良さに痺れながらも、スタジアム・ツアー特有の緊迫感の薄さと、広いステージをアメフトのユニフォーム風のコスチュームを着て走り回るミックの姿、ステージ横には子供の落書きの様なイラスト(カズ・ヤマザキによる)、そしてカバー曲の多さ等に、大味な印象を受けた

 

 

「スティルライフ」を聴き込むウチに、それらの印象が徐々に良い(最高の)ものに変化し、結果的にストーンズの中で最も回数聴いたアルバムになり、「最初は何にもわかってなかったんだな」と痛感

 

 

1981年という時期は、70年代後半からパンク・ニューウェイブが盛り上がり、それまでのロックがカッコ悪く見えた頃

 

その最たる例がストーンズで、この時期に60年代のR&Bのカバーをアレンジして(何万人も収容できる)スタジアムで演奏するという行為は、当時の若者の目には、さぞ退屈で金満なオヤジバンドに映っただろう

 

それでも、同年夏にリリースされた「TATOO YOU(刺青の男)」が、全米一位、全英二位を獲得している辺りは、ストーンズというバンドのしぶとさと英米音楽マーケットの成熟度を感じさせる

 

 

当時流行ったレゲエやディスコなどを(あくまでも自分たちが演奏するブルースを土台にしたロックに加えるスパイスとして)取り込みながら、またメンバーの脱退や死去も乗り越えて80代を迎えた事実には驚くしかないし、幾多の逆境を乗り越えてきた凄みを感じる

 

本作で演奏された曲は、以下の通り(アリゾナニュージャージーで色分けしてます)

 

  1. アンダー・マイ・サム  Under My Thumb
  2. 夜をぶっとばせ Let's Spend the Night Together
  3. シャッタード Shattered
  4. ネイバーズ Neighbours
  5. 黒いリムジン Black Limousine
  6. ジャスト・マイ・イマジネーション Just My Imagination
  7. トゥエンティ・フライト・ロック Twenty Flight Rock
  8. レット・ミー・ゴー Let Me Go
  9. タイム・イズ・オン・マイ・サイド Time Is on My Side
  10. ビースト・オブ・バーデン Beast of Burden
  11. 友を待つ Waiting on a Friend
  12. ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー Going to a Go-Go
  13. 無情の世界 You Can't Always Get What You Want
  14. リトルT&A Little T&A
  15. ダイスをころがせ Tumbling Dice
  16. 氷のように She's So Cold
  17. オール・ダウン・ザ・ライン All Down the Line
  18. ハング・ファイアー Hang Fire - East Rutherford
  19. ミス・ユー Miss You - East Rutherford
  20. レット・イット・ブリード Let It Bleed
  21. スタート・ミー・アップ Start Me Up
  22. ホンキー・トンク・ウィメン Honky Tonk Women
  23. ブラウン・シュガー Brown Sugar
  24. ジャンピン・ジャック・フラッシュ Jumpin' Jack Flash
  25. サティスファクション (I Can't Get No) Satisfaction

 

 

1997年10月、本作の一部が収録されたイースト・ラザフォードと同じ場所にある(その後、2010年に閉鎖された)ジャイアンツ・スタジアムで、Bridges to Babylonツアーを観られたのは最高に嬉しかった(オープニング・アクトはFoo Fighters)

 

その時のライブは、ニューアルバムからの選曲も多く、印象は異なるけれど、セットリストを見比べると思いの外大きな変化は無く、そんなところにもストーンズというバンドの懐の深さを感じさせる

 

 

何年も前になるけれど、職場に置きっ放しにしていたこのアルバムは、休日出勤時のお供

 

何度リピートしても飽きないし、仕事のストレスも無くなって最高のBGMだった

 

 

 

明日は、アラスカ州が舞台の映画をご紹介

 

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