
引用元:bitters.co.jp
パリに暮らしている青年・ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、アパートの管理業務や、街路樹の伐採などの仕事をしていた
姉のサンドリーヌ(オフェリア・コルプ)は、夫と離婚し、7歳の娘・アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)を女手一つで育てている
彼女が働いている間は、お手伝いさんがアマンダの面倒や家事を受け持ったり、ダヴィッドが学校の送り迎えをしたりとサポートすることで、何とか日々の生活をまわじていた
安定した収入も無く、贅沢な生活は望めないけれど、仲の良い姉や、その娘で気の合うアマンダの近くで暮らし、また最近アパートに越してきたレナ(ステイシー・マーティン)とも親密になったダヴィッドは、日々の生活に小さな幸せを感じていた
そんなある日、姉のサンドリーヌがテロ事件に巻き込まれ死亡、レナも大きな怪我を負ってしまう
大きな衝撃を受けるダヴィッド、そして徐々に母親が居ないことを理解し、日に日に涙する回数が増えていくアマンダ
喪失感に包まれながらも、生活はふたりを待ってくれず、アマンダは何処で誰といつまで暮らすのかを考えて決めながらも、アマンダは学校に通い、ダヴィッドは働き、そしてこれからの(二人の)人生設計を迫られていた
あんなに良い娘だったアマンダも、事件の跡は手に負えないことも多く、退院後のレナもダヴィッドの優しさを拒絶してしまい、さらに傷つくダヴィッド
それでも過度に取り乱すことなく、アマンダやレナの反応を受け止めながら、自らも姉の死から立ち直ろうとするダヴィッドの姿が美しい
「サマーフィーリング」で、その魅力にはまったミカエル・アース監督
本作は期待を大きく上回る傑作
明日は、当時話題のトピックながら、時の洗礼に耐えうる作品をご紹介