
引用元:Yahoo!映画
2009年のカナダ映画
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の作品
89年12月に起こった、モントリオール理工科大学での銃乱射事件をモチーフにしている
25歳の男性による単独の犯行
男性(マキシム・ゴーデット)は、女性が進出してきたせいで自分が希望通りのキャリアを築けなかったという思い込みを持っており、反ファミニズムを掲げている異常者
銃を抱えて教室に入り女性だけを狙って乱射し、14人の学生を死亡させ犯行後自らも命を絶つ
(心身共に)重傷を負いながらも生き残ったヴァレリー(カリーヌ・ヴァナッス)と、凄惨な現場の中で何とか女子学生を救おうとするジャン=フランソワ(セバスティアン・ユベルドー)の事件後の姿までを描く
単調なドキュメンタリーに終わらない映画作品に仕上がっている
時系列の乱し方などは好みの別れるところかもしれない
実際の犯人は極端な女性蔑視の父親の元に育ち、この大学の受験に失敗したことで犯行に至った(また犯行に際して反フェミニズムを宣言している)
こうした悲劇が起こった理由として、ジェンダーの問題は議論され、また改革されていかなくてはならないし、こうした事実を忘れないためにも本作は貴重な役割を果たしていると思うけれど、事実としてフェミニズム云々以前に犯人の幼稚な犯行動機、また容易に銃が入手できる環境、セキュリティ体制、警察の対応など、かなり複合的な問題であることを理解して取り組む必要があったのだろう
と、実に現実的な感想が浮かんでしまった
明日は、フランソワ・オゾン監督作品をご紹介