無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1589. 国葬

引用元:filmarks.com

 

1953年3月5日

 

脳卒中で倒れ、危篤状態だったスターリンは、74歳にして亡くなる

 

 

暗殺を恐れるために、複数の寝室を作り、どの部屋で寝るのかは直前に決め、どの部屋にも内側から施錠できるようにしていたことが、発見を遅らせる原因になったという(朝11時頃に起床し、夜中まで働いたスターリンは、睡眠を妨げられることを極度に嫌った)

 

 

 

そのスターリン国葬を記録した、200人近いカメラマンによって撮影された大量のフィルムがリトアニアで発見される

 

本作は、その貴重な映像を、セルゲイ・ロズニツァがまとめたドキュメンタリー映画

 

 

 

史上最大規模の国葬に集まる、東側を中心とした各国首脳、そして国民

 

悲しみに暮れる表情が多い中で見えた、微かに微笑んでいるように見える顔に、農業国から工業国への発展を成し遂げた功績と同時に、反対派への弾圧や農業政策の混乱による食糧不足などの問題もあり正当な評価が難しいスターリンの葬儀に相応しいものを感じる

 

この直後、側近たちによる権力闘争が始まり、その中のひとりであるフルシチョフが批判を展開するけれど、その辺りの混乱をコメディにした「スターリンの葬送狂騒曲」と併せて観るのもおすすめ

 

 

 

明日は、病にかかるという不平等さに心苦しくなる映画をご紹介

 

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