無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1587. 人間の條件 死の脱出篇・曠野の彷徨篇

引用元:video.unext.jp

いよいよ最終章となる第五部・第六部

 

敵の執拗な攻撃を喰らい、弘中伍長と寺田二等兵、そして梶の三人だけが生き残った

 

梶は、生きていくためには、と二人を励ましながら歩き続ける

 

そして河沿いに辛うじて生き残っていた避難民の集団に遭遇

 

慰安婦や落伍した兵士、そして老夫婦たちからなる彼らには、ジリ貧の日本軍に対する不満が大いにあったが、この状況から脱出する術も無く、梶について行くことにする

 

しかし、極寒の中で栄養も摂れず歩き続けることは不可能に近く、次々に脱落していく

 

やがて梶たちは、ソ連軍に包囲されてしまい、捕虜として収容所送りとなる

 

 

戦々恐々の梶たちであったが、実際に収容所に入ってみると、彼らよりも先に捕虜となった日本兵の何人かが、捕虜を管理・指導する立場に就いており、彼は再びその狭間で苦しむ状況に陥ってしまう

 

過酷な労働に耐えつつ、状況改善を訴えるも、通訳の男にごまかされてしまい、梶の真意は伝わらないまま、ソ連将校から罰を受けてしまう

 

 

長時間の大作の終わりが近づくにつれ、まったく明るい兆しの見えない梶の状況に焦りながら鑑賞

 

人間である以上失ってはいけない尊厳について、また改めてタイトルの意味について考えさせられる

 

そして、仲代達矢という俳優を知るためには、この辺りの作品から辿って行かなければ、と今更ながらに思った

 

 

明日は、大好きなアキ・カウリスマキ監督作品をご紹介

 

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