無人島シネマ

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1575. 喜劇”夫”売ります!!

引用元:amazon.co.jp

 

タイトルの通り、夫を売ってしまう話

 

その金額は、「50万円

 

 

1968年に、50万円という金額にどのくらいの価値があったのだろうかと、当時の初任給を調べてみると

 

 

何と 30,600円で、現在の価値に換算すると 137,670円

ということは、当時の50万円は、約250万円ということになる

 

夫の値段として高いのか安いのか、、微妙としか言いようがないけれど、需要があるだけ有難い話なのかもしれない

 

 

 

忍者で有名な伊賀上野

 

この土地で代々富豪として由緒ある格式を誇っていた神代家

 

その当主里子(佐久間良子)は、かつて二度も夫に先立たれ、浮かない日々を過ごしていた

 

その神代家に、支配人である父共々仕えてきた、副支配人の弘(川崎敬三)は、このタイミングを利用して出世すべく、ある計画を練っていた

 

それは里子にホテル建設を了解させ自分がその支配人となり、事務員のきく子(橘ますみ)を嫁に迎えるというものだった

 

 

 

その為に、里子の気を仕事から逸らそうと、里子の幼馴染であり神代産業の運転手でもある山内(フランキー堺)と里子を何とかくっつけようと画策する

 

ふたりの接近とホテル事業進出へのGOサインまでは上手くいったものの、山内の不貞が妻のなつ枝(森光子)の知るところとなってしまう

 

夫の山内は、人柄は良くても稼ぎが悪く、なつ枝が姑(山内の母)に虐められていても何もしてくれない

 

そして何よりも、これ以上貧しい生活には耐えられないと決意し、神代家に押しかけて里子に向かって

 

そんなに夫が必要ならば、50万円で買ってくださいな」と啖呵を切り、この騒動が噂になるのを嫌った里子は、すんなりと50万円を払ってしまう

 

 

思わぬ大金を得たなつ枝は、きく子をパートナーにして組紐事業を展開、女性社長として成功を収める

 

その頃、息子である副支配人の弘が画策した、ホテル事業進出に反対する三之助(多々良純)は、計画を中止にすべく、里子と山内の関係を暴露・中傷するビラをばら撒き、神代産業と里子は絶体絶命の窮地に陥ってしまう

 

 

 

アクの強い登場人物たちが抱える、思惑の方向と大きさがバラバラ過ぎて、その相関図というか地獄絵図的な様子を思い浮かべると最高に笑える

 

印象と配役が違い過ぎて、なつ枝が森光子だと暫く気づかなかった

 

 

明日は、幸せと平凡と退屈の境目がわからなくなる邦画をご紹介

 

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