無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1571. 砂の器

引用元:hulu.jp

 

言わずと知れた松本清張(原作)の代表作

 

夕刊への連載が決まった際に、松本清張から橋本忍に脚本の依頼があったという

 

橋本は、共同で脚本を担当した山田洋次と一緒に山陰に取材に行くも、その際には(話が面白いと感じられず)映画化には懐疑的だった

 

しかも上層部の意向により、映画化そのものがキャンセルになってしまう

 

ところが、橋本の父親が病に倒れた際、本作への期待の言葉を聞き、「それならば」と再び映画化に向けて始動する

 

重く難しいテーマとあって、どの映画会社からも良い返事は貰えず、橋本は自ら会社を立ち上げ、再び野村芳太郎山田洋次らと製作に入ったという

 

 

 

 

ある早朝の国電蒲田操車場で、ひとりの男の死体が発見された

 

年齢は50-60歳と思われる以外、身元を確かめる術もなく、警察の捜査は難航する

 

担当刑事の今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)は、聞き込み捜査により、事件の前夜に蒲田駅前のバーで、被害者と思われる男が、若い男と一緒に飲んでいたことを突き止める

 

また、ふたりは東北訛りで「カメダ」という人名、或いは地名らしき単語を頻繁に使っていたというホステスの証言も得る

 

秋田県に亀田という町があると知ったふたりは、早速現地に飛ぶも、何の手掛かりも得られなかった

 

しかしその帰途の列車で、ふたりは音楽家の和賀(加藤剛)を見かける

 

事件から一か月以上経過するも、成果は上がらず捜査本部は解散、規模を縮小しての警視庁による継続捜査となる

 

そんなある日、新聞を読んでいた吉村は「夜行列車からひとりの女が紙吹雪の様なものを外に向かって散らしていた」という記事に目を留める

 

 

 

最初はレンタルビデオだったような、、それ以降もテレビで観たりしたけれど、今回改めてしっかりと復習

 

「カメダ」という名前から辿っていくところは、「人間の証明」のストウハ(麦わら帽子を意味するストローハット)を連想してしまうけれど、原作が公表されたタイミングからすると、松本清張の本作の方が約15年先

 

最初に観た時には、ハンセン病(作中ではハンセン氏病と表記)に関する知識もなく、殺害の動機が明らかにされる後半を(無暗に怖がるばかりで)理解できていなかったのだろうな、と今更ながらに認識

 

 

明日は、共感では足りない引力?のあるアニメ作品をご紹介

 

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