
引用元:filmarks.com
週末に閉館間近のシネマカリテで改めて思ったのは「全国のミニシアターを今のウチにできるだけ巡りたい」ということ
今年は少しペースダウンしてしまったけれど、来年は遠くのミニシアターへも足を延ばしてみたい
そんな私にぴったりなコラムを見つけてしまったのでご紹介します
中井圭さんの「全国ミニシアター探訪」
その第一回、青森県のシネマディクト
もう、その場所にも名前にも外観にも憧れしかない!
連載が続くのを楽しみにしたい
広告代理店の部長を務めている三沢(三國連太郎)には、大した意思も考えも無く、唯々ひたすら上司にゴマを掏って出世してきた男
その甲斐あって(?)、新しい車に乗って家に帰れば、妻(春川ますみ)と幼い息子が待っているという理想的な毎日を送っている
そんなある日、息子と仲良く風呂に入っていると、刑務所から脱獄して医者の孫をさらった誘拐犯の二人組が乱入してくる
彼らは偶然目を付けた三沢の家をアジトに、また妻と息子を人質に三沢を利用して、身代金を手に入れようと画策する
そして京王デパートの屋上に、医者を呼び出し、三沢に受け取らせようとするも、そこには複数の私服警官が潜んでいて、三沢は危うく捕まりかける
こんなに大事な時でさえ、妻や息子よりも自分の安全や地位を心配してしまう三沢だったが、そのまま帰宅する気にもなれずに街を彷徨っている間に目にした、ある貧しそうな親子の姿に、自らを恥じて変わろうとする
三國連太郎特有のボーッとしているのか、クールなのか、独善的なことを考えているのかわからない「間」が何とも言えない
ズル賢い犯人役を西村晃が好演
ちなみにアジトという言葉は、死語ではないにしても今やリアリティの無い印象だけど、語源はロシア語の扇動者を意味するアジタートルからで、英語のagitating pointとも関連があるらしい
先述の様に「悪いことをする時の拠点」くらいの意味になっているのだろう
明日も、昭和の勉強になる邦画をご紹介