無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1564. それでも夜は明ける

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引用元:amazon.co.jp

 

2013年のイギリス・アメリカ映画

 

原題は「12 Years a Slave

 

 

19世紀中ごろ、バイオリニストのソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、「自由黒人」として、しかも音楽で食べていける生活をエンジョイしていた

 

ある日、二人組の男たちに割のいいツアーを持ちかけられ、妻とふたりの子供を残し、自宅を離れる

 

ところがこのツアーの話は罠だった

 

一服盛られたソロモンは、昏睡状態で奴隷商人のウィリアム(ベネディクト・カンバーバッチ)に売られてしまう

 

幸いウィリアムは優しい農園主だったこともありソロモンは懸命に働き、いい関係を築くも、農園を監督している陰湿なティビッツ(ポール・ダノ)から嫌がらせを受ける

 

そして、ある日耐えかねたソロモンが反抗したことで、ティビッツはソロモンを木に吊るす

 

 

 

ハンガー」、「SHAME - シェイム - 」に続く、スティーブ・マックィーン監督の作品

 

強烈な内容を覚悟して鑑賞したにもかかわらず、三作の中でも最も体力を消耗した

 

 

大好きなポール・ダノが、本当に嫌な奴を演じていて心苦しかったが、改めて演技の巧さに唸ってしまった

 

自由黒人とは「法により、奴隷ではない黒人」を示し、仕事を持っている者、白人との間に生まれた子供などがそれに該当した

 

しかし、黒人法の下では奴隷と同じ様に行動が規制されることもあったという

 

いづれにせよソロモンのように(その理由の正当性は抜きにして)一度身分を落としてしまうと其処から抜け出すことは不可能に近くなる

 

ソロモンは何度かそれに失敗し、その都度さらに厳しい状況に晒されるも、慎重に次の一手を狙っていく

 

 

本作は2013年のアカデミー作品賞に輝いているけれど、同年ノミネートされた「her/世界でひとつの彼女」や「ダラス・バイヤーズクラブ」など世界観が大きく異なる作品と比較するのは(審査員にとっては恒例行事とはいえ)至難の業だったろう

 

 

 

明日は、ウクライナ東部に暮らすことの難しさを描いた作品をご紹介

 

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