無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1550. 人生劇場

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引用元:amazon.co.jp

 

1983年の作品

 

 

三州吉良(今の愛知県西尾市)に生まれた青成瓢吉(永島敏行)

 

父の瓢太郎(三船敏郎)は、瓢吉が学生の頃から病気がちになり、生活も苦しくなっていく

 

早稲田大学に合格し上京した瓢吉だったが、さして学びたいこともなく、くすぶっていた

 

学生運動の仲間入りをして盛り上がってはみたものの、そうした志があったわけでもなくぼんやりしていた瓢吉は、お袖という女(松坂慶子)に出会い惹かれていく

 

その頃、地元では父の瓢太郎が生きていく気力を失い、自ら命を絶ってしまう

 

 

 

 

 

忠臣蔵で有名な、吉良上野介の地元が舞台

 

作品の冒頭、(他の土地では知らないが)この土地では忠臣蔵の悪者は大石内蔵助、という説明があるのが面白い

 

 

 

主人公は大学入学を機に上京し、世間に波にもまれ逞しくなっていく

 

その過程で出逢う女性と別れることで成長するようなストーリー

 

連想してしまう「青春の門」は、五木寛之が、早稲田の先輩にあたる尾崎士郎の作品を手本にしたもの

 

青春の門」は、1975/77年と1981/82年に映画化されているけれど、「人生劇場」は何と本作が13回目の映画化内田吐夢による最初の映画化は1936年)

 

本作は「青春の門」の二度目の映画化の直後、ということもあって、公開当時はむしろ「青春の門」のヒットに乗じた部分もあるのかもしれない

 

深作欣二は、人生劇場を作りたくて映画監督を目指した」という話や、松坂慶子が両方に出演していることなど、この二作品の切っても切れない関係性を感じさせる

 

 

 

「人生劇場」が映画化された13回という数にも驚かされるけれど、その舞台(三州吉良)に縁のある「忠臣蔵」を扱った映画作品は(さすがに逸脱したストーリーもあるけれど)何と44本!

 

他にリメイク回数の多い作品としては、「オペラ座の怪人」は9回、「ロミオとジュリエット」は7回などがある

 

 

明日は、派手なプロポーズはやめておこう、と思う映画をご紹介

 

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