
引用元:video.unext.jp
ご存じの方も多いと思うけれど、シネ・リーブル池袋が来年1月31日をもって閉館することが決まった
自宅や勤務地から遠いのであまり行く機会はなかったけれど、個性的なセレクションの劇場だった
「グッドバイ、バッドマガジンズ」や「ビヨンド・ユートピア 脱北」など記憶に残る作品を観させてもらった
さらにショックなのは新宿のシネマカリテも1月12日に閉館してしまう
ここのセレクションも魅力的で、「おんどりの鳴く前に」、「アイ・ライク・ムービーズ」、「コンパートメントNo. 6」等々、本当にお世話になった
ミニシアターの経営が苦しく閉館が避けられない状況にあることは理解しているけれど、こだわりのある劇場でも集客が叶うところが新宿や池袋の街としての「懐の深さ」だと安心していた、、、何とも悲しくてやりきれない
年明けは激込みだろうから、年内に観納めしておこう
90年代の邦画が観たくなり、92分と比較的短い本作を選択
銀行に就職して以来、ずっとコンピューターとにらめっこしてきた女性(名取裕子)
せめてこれからはお金や仕事のことを考えないで済む生活をしたいと、絵本のお店を開くという夢を持っていた
スナックの客同士として顔なじみの、印刷会社を経営している男(柄本明)にその話をしたところ、共同経営者として賛同してくれることになる
少し古びてはいるけれど、駅からすぐの便利な場所も見つけ、不動産屋に男が800万、そして女性が500万を支払うという、まさに当日
これまで働いて貯めてきた500万をATMで引き出した女性は、急に歯が痛くなり、行きつけの歯医者に駆け込む
予約時間に遅れている患者が居ると、馴染みの受付担当が割り込ませてくれたお陰で、待合の椅子に腰をかけた直後に診察台に移動
女性は、数分経過したところで、待合の椅子の上に500万が入ったバッグを置き忘れたことに気づき、慌てて戻るもバッグの中の現金は無くなっていた
その時、待合には男(役所広司)がひとりで座っていたが、女性が興奮して110番させたことによって、駆け付けた警官から調べられることに
身に覚えのない男はもちろん無罪放免となるも、諦めきれない女性は、その後会う予定だった共同経営者の男とふたりで、犯人を捜そうとする
起きてしまった事件と、それに関係する三人のオトナの抱えている事情
贅沢をしたいわけじゃなく、少しは夢やゆとりを持って生きていきたいという、ささやかな夢さえも叶わない
実に悲しくてやりきれない
それでも、最後の最後に幸せが待っているハートウォーミングな「観て良かった」と素直に思わせてくれるストーリー
街の看板や、服装など、あらゆるシーンで90年代を懐かしむことが出来るのも楽しい
↓ 主題歌は、おおたか静流「悲しくてやりきれない」(予告映像は見当たらなかった)
明日は、どうしても観たかったNETFLIXのドキュメンタリー作品をご紹介