
引用元:video.unext.jp
裕福な家庭に育ち、今は画家を目指しアパートで一人暮らしをしているディノ(ホルスト・ブッフホルツ)
実のところは、絵を描き続ける自信もなく、金銭的にも母親(ベティ・デイヴィス)からの援助なしには生活できない状態だった
ディノの父親も、遠い国へ旅行を繰り返し家を空けてばかりで、母は豪邸にメイドや運転手らに囲まれて暮らしている
ある日、ディノのアパートの隣の部屋に住んでいた老画家が亡くなり、そこにモデルとして出入りしていたセシリア(カトリーヌ・スパーク)という若い女性に魅了されてしまう
アルベルト・モラビアの「倦怠」が原作
母親に悪態をつきながらも、甘えてばかりのおぼっちゃまが、小悪魔的な美しい女性に翻弄される様子が面白い
ディノはもちろん、母親も、そしてセシリアも、大事な何かに欠けているけれど、そこに空虚さは感じられない不思議
2021年に「カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ」と題して特集上映されていたけれど、今にして観に行けばよかったと後悔
明日は、返還前の沖縄を描いた作品をご紹介