無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1542. フランスの女

引用元:natalie.mu

 

赴任中の軍人ルイ(ダニエル・オートゥイユ)を夫に持つ、ジャンヌ(エマニュエル・ベアール)は、帰りを待ち続けるだけの毎日に寂しさを募らせていた

 

ルイと同じ赴任先だったという、ドイツ人のマチアス(ガブリエル・バリリ)が、ジャンヌの元を訪れ、「あなたからの手紙をルイと一緒に読んでいるうちに、恋に落ちてしまいました」とアプローチされ、受け入れてしまう

 

その後、晴れてルイが帰国した時には、ジャンヌは既にマチアスと一緒に暮らしていた

 

愕然とするルイだったが、「マチアスのことなど好きでもない」というジャンヌの言葉を信じ、再び夫婦として暮らし始める

 

間もなくジャンヌが双子を妊娠すると、周囲からの「マチアスの子ではないのか」という目に耐えられず、夫婦でベルリンに引っ越すことに

 

ところが、新しい土地の生活に慣れたと思った矢先、新しい赴任地が決まる生活に、ジャンヌは再び精神のバランスを失い始める

 

 

 

第二次大戦から植民地戦争という、フランスの混乱期に翻弄される、ひとりの「恋に生きる」女性を描いた(何回驚かされるのか?と呆れるくらいの)ストーリー

 

ダニエル・オートゥイユと、エマニュエル・ベアールは、実生活でも夫婦だったが、本作公開同年に離婚している

 

 

監督・脚本・原案は、「インドシナ」のレジス・ヴァルニエ

 

自身の母親の思い出をベースにして書かれたものだという

 

 

先日レビューした「ヘカテ」や、この映画を観ると、フランス人にとっての北アフリカや中東が、どの程度の距離感にあるのか、感覚的に理解できる気がする

 

 

エマニュエル・ベアール演じる「恋に生きる」女性は、年齢を重ねても、子供を産んでも、常に新しい恋を探している

 

まるで、相手の男性のことなど、どうでも良いのでは?と思わせるところに、同じような役どころを、マリオン・コティヤールが熱演した「愛を綴る女」を思い出させる

 

 

明日は、カトリーヌ・スパークも面倒臭そうだなあ、という映画をご紹介

 

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