無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1530. パラダイスの夕暮れ

引用元:amazon.co.jp

 

いくら観ても飽きない、フィンランドアキ・カウリスマキ監督作品

 

本作は1986年、長編3作目ということで、初期作品ではあるけれど、労働者階級の生活を描いたストーリーや、マッティ・ペロンパーやカティ・オウティネンらを起用したキャスティングなど、カウリスマキ映画の骨格が既に出来ている

 

 

ゴミ収集車の運転手ニカンデル(マッティ・ペロンパー)は、無口で不器用な男

 

仕事以外には、酒と煙草、後は同僚とカードで遊ぶ程度

 

ある日、調子の悪い車のボンネットを開けて具合を調べていたところ、手首を少し切ってしまう

 

その後に立ち寄ったスーパーで、レジの女性イロナ(カティ・オウティネン)に血が出ていることを指摘され、応急処置をしてもらってから親密な関係に

 

ところが、スーパーをクビになった(これで3回目)イロナは、その腹イセに店の金庫を持ち出してしまう(イロナは警察に捕まってしまうも、同じタイミングでスーパーに金庫を戻したニカンデルの機転により、釈放される)

 

 

衣料品店に就職したイロナを追いかけまわすニカンデル、ダサいけどホッとするニカンデルの元に戻って来るイロナ

 

ふたりの会話が盛り上がるでもなく、暫くすると喧嘩してしまう

 

それなりの恰好をしたつもりでレストランに行っても、「生憎、満席で」と断られてしまう

 

しかし、「お似合い」とはふたりのような男女を指すのか、最後は一緒にフェリーに乗ってタリン(エストニア)を目指す

 

 

バックに流れる、フィンランドの演歌歌謡的な音楽にグッとくる

 

希望のかなた」的な円熟はないけれど、その分キレ味は抜群!

 

 

明日は、厚かましミシェル・ファイファーが楽しめる作品をご紹介

 

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