
引用元:Yahoo.co.jp
2001年のアメリカ映画
BULLYとは、いじめっ子、乱暴者の意
1993年7月、フロリダ州で起きたボビー・ケント殺害事件をもとにした作品
マーフィー(ブラッド・レンフロ)は勉強が苦手
得意のサーフィンで大会に出ようと考えているけれど、高校も中退してしまい、中途半端な毎日を過ごしている
そんな彼の友人ボビー(ニック・スタール)は裕福な家庭に暮らし、将来は父親と会社を経営していく予定になっている
ボビーとマーフィーは、友人同士でありながら、その実ボビーが完全に支配している関係
マーフィーはいつも言いなりで、暴力が怖くて歯向かうことができないでいた
親に「引っ越しをしたい」と言うのが精一杯で、その願いも「子供の都合で転職するわけにはいかない」と取り合ってもらえない
そんなボビーとマーフィーが一緒にバイトしているサンドイッチ店に来た、アリ(ビジュー・フィリップス)とリサ(レイチェル・マイナー)が声を掛けたことで、ボビーとアリ、マーフィーとリサがつき合い始める
ボビーは彼女たちの前でもマーフィーをイジり、恥をかかせる
その様子に心を痛めていたリサは、「ボビーさえいなければ」と考えるようになる
しかし抑えの効かなくなったボビーに、リサもアリも乱暴されてしまい、ついには知り合いや従姉妹、そして不良グループのリーダーの協力まで得てボビーを殺害しようとする
行き過ぎた虐めや、それに対抗する暴力の是非という以前に、彼ら全員の荒れたというか「獣のような」生活に目が行ってしまう
学校にも行かず、まともに働きもせず、仲間の家に集まっては酒やドラッグを楽しみ、食事を摂るような感覚でセックスする
感情を制御出来ずにすぐに大声を出したり、乱暴な言葉を吐いたり、手を上げたり
文明的な都市生活を送っているように見えるけれど、情緒と思いやりに欠ける彼らの過ごし方は、獣と大差ない
実話ベースとして鑑賞すると、その辺りの救いようのないモラルの低さが大前提として存在し、どちら側が正しい或いは間違っているという議論は、むしろどうでもいい様に思えてくる
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