
引用元:filmarks.com
2017年のアメリカ映画
二組の夫婦がレストランで食事するひと晩を描いた作品
元教師のポール(スティーブ・クーガン)は皮肉屋
妻のクレア(ローラ・リニー)に向かって「あんなイケ好かない奴らとのディナーになんか行きたくない」とこぼし続ける
心得たクレアがひとしきり聞き、なだめ、何とかポールをレストランに連れて行く
ポールの兄で上院議員のスタン(リチャード・ギア)は知事選の真っただ中
一刻の猶予もない状況ながら、この夜は4人で集まるために高級レストランの予約を入れ、妻のケイトリン(レベッカ・ホール)、そして秘書のニナと店に向かう
最悪な空気の中、ポールが店員に嫌味を言ったりスタンが仕事の電話で中座したりすることで更に険悪な雰囲気になる中、この日集まった唯一の理由である彼らの子供たちがしでかした事件についてスタンが切り出す
それにしても、アメリカでもヨーロッパでもこうした「シニカルでウィットに富んだ(風な)会話」は本当に好まれるというか、こういう行為を止められない人の多さに心底呆れる
日本人はこういう考え方をしない、心の清らかな、、
などと思っているわけでは決してないけれど、「四の五の言わない」とか、「水に流す」という表現があるように、グチグチ言い続けることは良しとされない(言い換えればそれに堪える精神的なタフネスに欠ける?)
女は、子供たちが幼い頃から夫を孤立させるよう手なずけ、近視眼的に目先の損得を追い続けることで息苦しい環境を作り上げる
そして男は、溢れる虚栄心から必要以上の尊敬と配慮を求め、女子供を軽視する結果、誰からも尊重されない
お互いを敬わず、話を聞こうとしない地獄絵図
同じように二組の夫婦がいがみ合う「おとなのけんか」もなかなかの重苦しさだったけれど、本作は「おとなのクズさ加減」が際立っている
明日は、名誉と思う人も居れば、重圧と感じる人もいる、という映画をご紹介