無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1458. 陽だまりハウスでマラソンを

引用元:amazon.co.jp

アメリカに住んでいた時に、マラソンの大会に出場したことがある

 

マンハッタンから車で40-50分の距離に住んでいたので、

 

「折角だし、ニューヨークシティマラソンに出たいなー」

 

というミーハーな動機で応募

 

 

スタテンアイランドからスタートして、ブルックリンクィーンズブロンクス、そしてマンハッタンという、NYCの5つのボロー(地区)を網羅する、最後は5番街を通ってセントラルパークでゴール、という何とも魅力的なコースに憧れて、観光気分で走った

 

とはいえ付け焼刃の練習で完走は難しく、途中歩いている間に60-70代と思われるベテランのランナーにも随分追い抜かれてしまった

 

情けなくてガッカリしているその横を、サイ(動物)の着ぐるみのランナーが駆け抜けていった(笑)

 

2018年にベルリンに行った時には、偶然にもベルリンマラソンの日と重なり、ベルリンの壁沿いを走り、最後にブランデンブルク門をくぐってゴールするという、これもまた魅力的なコースを走るランナーを見て、「この(旧東西ドイツを行き来する)コースも走良いなあ」と羨ましく思った

 

 

 

 

本作の主人公は、1956年のメルボルン・オリンピックの男子マラソンで金メダルを獲得したパウル(ディーター・ハラーフォルデン)

 

国民に感動を与えた彼も70歳を過ぎ、妻が月に三度も自宅で倒れたこともあり、娘の強い勧めで2人で老人ホームに入ることに

 

しかし施設のルールやペースに抵抗感のあるパウルには馴染めず、職員や同居者と揉めてしまう

 

持て余したエネルギーと、老人扱いされることへと反発もあり、パウルは再び走り始める

 

しかも、ベルリンマラソンを完走してみせるという

 

 

 

実際のメルボルン大会の優勝者はフランス人で、本作は実話ベースではない

 

もちろん、ベルリンマラソンの日に撮影されたシーンもハイライトではあるけれど、フルマラソン完走というような特別なことができなくても(老人ホームの暮らしの中でも)、生き甲斐を持って暮らすことの大切さを教えてくれる

 

パウルが当初嫌がっていた老人ホームは、個室や共有スペースなど、立派なもので、思わず「これが都内ならいくらかかるんだろう?」と考えてしまった

 

 

明日は、ジグソーパズルの魅力にはまる(?)アルゼンチン映画をご紹介

 

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