
引用元:amazon.co.jp
アメリカに住んでいた時に、マラソンの大会に出場したことがある
マンハッタンから車で40-50分の距離に住んでいたので、
「折角だし、ニューヨークシティマラソンに出たいなー」
というミーハーな動機で応募
スタテンアイランドからスタートして、ブルックリン、クィーンズ、ブロンクス、そしてマンハッタンという、NYCの5つのボロー(地区)を網羅する、最後は5番街を通ってセントラルパークでゴール、という何とも魅力的なコースに憧れて、観光気分で走った
とはいえ付け焼刃の練習で完走は難しく、途中歩いている間に60-70代と思われるベテランのランナーにも随分追い抜かれてしまった
情けなくてガッカリしているその横を、サイ(動物)の着ぐるみのランナーが駆け抜けていった(笑)
2018年にベルリンに行った時には、偶然にもベルリンマラソンの日と重なり、ベルリンの壁沿いを走り、最後にブランデンブルク門をくぐってゴールするという、これもまた魅力的なコースを走るランナーを見て、「この(旧東西ドイツを行き来する)コースも走良いなあ」と羨ましく思った
本作の主人公は、1956年のメルボルン・オリンピックの男子マラソンで金メダルを獲得したパウル(ディーター・ハラーフォルデン)
国民に感動を与えた彼も70歳を過ぎ、妻が月に三度も自宅で倒れたこともあり、娘の強い勧めで2人で老人ホームに入ることに
しかし施設のルールやペースに抵抗感のあるパウルには馴染めず、職員や同居者と揉めてしまう
持て余したエネルギーと、老人扱いされることへと反発もあり、パウルは再び走り始める
しかも、ベルリンマラソンを完走してみせるという
実際のメルボルン大会の優勝者はフランス人で、本作は実話ベースではない
もちろん、ベルリンマラソンの日に撮影されたシーンもハイライトではあるけれど、フルマラソン完走というような特別なことができなくても(老人ホームの暮らしの中でも)、生き甲斐を持って暮らすことの大切さを教えてくれる
パウルが当初嫌がっていた老人ホームは、個室や共有スペースなど、立派なもので、思わず「これが都内ならいくらかかるんだろう?」と考えてしまった
明日は、ジグソーパズルの魅力にはまる(?)アルゼンチン映画をご紹介