無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1450. 逃げた女

引用元:filmarks.com

 

愛する人とは何があっても一緒にいるべき」

 

という夫の言葉通りに、結婚してから5年間、一日も欠かさず一緒に過ごしてきたガミ(キム・ミニ)

 

夫の出張があり、初めてひとりでソウル郊外の友だちや先輩の自宅を訪ねることに

 

最近離婚して同性のパートナーと暮らしているヨンスン(ソ・ヨンファ)は、ガミが手土産として持ってきた良い肉とマッコリですっかり上機嫌になり、かつて冴えない暮らしをしていたスヨン(ソン・ソンミ)はセラピストとして成功し、綺麗なマンションに住んでいた

 

また偶然出会ったウジンからは、ずっと伝えたかったことを聞くことができ、昔何らかの関係があった先生とは気まずい会話を交わす

 

ガミがいろんな人と出会う様子が淡々と描かれていく(だけの)作品ではあるけれど、観ている側にいろんな感情を引き起こさせる

 

 

 

会う人たちに、冒頭の台詞で「今日が初めて夫と離れて過ごす一日」であることを伝えるガミ

 

それに対して穏やかに「それは素晴らしいわ、私はそうではないけれど」と応答する友人たち

 

コロナ過での生活で、多くの人が社交に対する考え方を再考することになったけれど、ガミも久しぶりの再会で言葉を交わしながら、そうしたことを考えている様子が伝わって来る

 

結婚生活を送っている者、独身の者、離婚してパートナーと暮らす者、働いている者、働いていない者、、自然と対立的な感情が起きてしまいそうなところを、本作ではそうしたこともなく穏やかに時が流れていく

 

誰も否定されることがなく、それぞれが会話の中で自身の生活を振り返る様子を、羨ましく感じる

 

 

ガミにあることを謝る友人のウジンを演じたのは「サニー 永遠の仲間たち」にも出演している、独特の穏やかな表情が魅力的なキム・セビョク

 

 

明日は、サウンドトラック全盛期のアメリカ映画をご紹介

 

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