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大好きなイーサン・ホークの監督作品
というだけではなく、彼の自叙伝的なストーリーであり、父親役を自らが演じてもいる
駆け出しの俳優、ウィリアム(マーク・ウェーバー)は、ニューヨークのバーで、酔った勢いで、隣で飲んでいたシンガーのサラ(カタリーナ・サンディゴ・モレノ)という女性に声を掛ける
強引なトークで何とか会話を盛り上げて、店を出て家まで歩き出したところ、サラが自宅の通り向かいのアパートに住んでいることがわかり、淋しがり屋のウィリアムはもちろん、慎重なサラも互いに惹かれていく
数日後、サラの願いで、彼女の実家へ母親に挨拶に向かうウィリアムはそこで、母親が割と強烈なキャラクター(人前でも気にせずデリケートな話をする)であること、そしてサラが過去の失恋で大きく傷ついていることを知る
それでもサラへの愛情は変わることなく、ふたりは(ウィリアムの仕事で訪れた)メキシコで、結婚する決意をする
ところが、撮影を終えてニューヨークに戻ったウィリアムは、先に帰っていたサラの態度が急変していることに気づく
傷ついたウィリアムは、かつての恋人サマンサ(ミシェル・ウィリアムズ)や、母のジェシー(ローラ・リニー)と会うも、サマンサと会っていてもサラが忘れられず、ジェシーは新しい彼氏に夢中で、ウィリアムは、さらに塞ぎ込んでしまう
そしてウィリアムは、ずっと会うのを避けてきた父親ヴィンス(イーサン・ホーク)が住んでいるテキサスに向かう
今では大好きなイーサン・ホークだけど、情緒不安定そうな演技を観ていられなくて、最初は苦手だった
その理由が理解できるような、彼のアイデンティティーを見せつけられるような自叙伝的な作品だけに、嫌でも熱意が伝わって来る作品
普通なら、誰にも触れられたくない過去をなぞるようなストーリーの映画を作る(原作・脚本・監督)なんて、しかもその父親役を自ら演じるなんて、どういう意図があるのだろうか
イーサン・ホークが好きな人には、是非観てもらいたい作品
明日は、釜ヶ崎が舞台の映画をご紹介