無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1431. 成れの果て

引用元:yahoo.co.jp

 

「姉が婚約したのは、絶対に許せない男だった」

 

というキャッチコピーからも、モヤモヤするストーリーだということはわかっていながら鑑賞

 

 

実家に残り、地元の図書館で働いている、おとなしい姉からの、久しぶりの電話は、結婚を報告するものだった

 

8年前の事件のショックで、地元から離れ上京した小夜(萩原みのり)は、デザイナーになる夢を諦めかけていたところ

 

普段はまったくやりとりの無い、姉のあすみ(柊瑠美)からの、おめでたい報告に、祝いの言葉をかけようとしたところ

 

「婚約した相手は、布施野さんなの」

 

という衝撃の発言に、小夜は言葉を失う

 

 

布施野という男(木口健太)こそ、8年前、小夜を深く傷つけた張本人だった

 

 

 

強面でゲイのメイクアップ・アーティスト、エイゴ(後藤剛範)に同行してもらい、帰省してきた小夜は、あすみ、そして布施野に対して、辛辣な態度をとり続ける

 

 

 

不幸な出来事によって歪んでしまった小夜の人生

 

僅かながらも癒えかけていた傷を抉られるような、憎らしい男と姉の行為に、対抗する小夜とエイゴの姿を観ることになるのかと思いきや、あすみ、布施野だけではなく、布施野を今の会社に誘ってくれた先輩今井(花戸祐介)、妻の絵里(秋山ゆずき)、あすみの家に居候している友人の弓枝(梅舟惟永)、そして地元の電気屋を継いでいる同級生の雅司(田口智也)までも、ほぼ全員が相当に歪んでいる

 

 

まるで、全員の幸せの総量が決まっていて、それを奪い合うかの様な悲しさに溢れた傑作

 

 

 

明日は、イーサン・ホーク監督作品をご紹介

 

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