
引用元:cinematerial.com
1961年のアメリカ映画
しかし、舞台はずっとフランスの港町、マルセイユ
「地元のマルセイユが一番」と、信じて疑わない男たちが集う、セザール(シャルル・ボワイエ)が営む酒場
セザールの長年の友人で、常連客のパニース(モーリス・シュヴァリエ)、そして船長のブルン(ライオネル・ジェフリーズ)たちと、ワインと新鮮な魚介類を使った料理を楽しみながら、賑やかに過ごしていた
店の仕事を半分手伝っている一人息子のマリウス(ホルスト・ブッフホルツ)は、幼馴染で、彼に愛情を示してくれるファニー(レスリー・キャロン)を大切に想いながらも、目の前の港から船に乗って、マルセイユから旅立つ計画を立てている
そんなマリウスの煮え切らない態度に、ファニーは、親子ほども歳の離れたパニースから店で言い寄られると、わざと思わせぶりな態度をマリウスに見せつけていた
ついにマリウスが計画を実行する日の前夜、ファニーは、店の仕事を終えたマリウスの元に向かい、ふたりは一夜を過ごす
改めてファニーの想いを知り、また大好きな父親の元を離れるのも辛く、マルセイユを離れることを諦めるマリウス
しかし、その落胆ぶりを見たファニーは、「あなたと結婚しても平凡な将来になるけれど、パニースとなら優雅な生活が送れる」と、マリウスを刺激し、彼を乗船させてしまう
その後、マリウスと連絡がつかないことで、セザールもファニーも不安になる様子を観て、「マルセイユから列車で旅立てば良かったのに、、」と無粋なことを思ってしまった
今ではTGVでパリまでたったの3時間
とはいえ、マルセイユの青年にとって「外の世界に羽ばたく」という際に、「港から船で」という以外の選択肢は無いのだろう
明日は、アラン・ドロン主演作品をご紹介