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タイトルの通り、クレオという女性ポップシンガーの、午後5時から7時までの様子を、90分で描いた作品
ここ数日、生体組織診断の結果を待っているクレオ(コリーヌ・マルシャン)は、自分が癌だと思い込んでいるせいか、歌のレッスンにも身が入らないどころか、スタッフに当たってしまう
こんな状態では歌えないと、夕刻5時に服を着替えて、ひとりでパリの街に出掛ける
7時に医師から結果を聞けることになっているクレオは、それまでの時間を、友人と過ごしたり、ひとりで歩き回ったりして過ごしながら、自分が死ぬかもしれないこと、また親しい人たちにとって自分はどんな存在だったのか、と考えを巡らせる
しかし、クレオの思考は、周囲の無関心、或いは美しい人形としてしか見られておらず、孤独な人生だったことなど、マイナスな方向に進むばかり
そんなクレオは、辿り着いた公園で、明日アルジェリアに向かうと言う兵士(アントワーヌ・ブルセイエ)に話しかけられる
良くも悪くも、ヌーヴェル・ヴァーグが生まれた必然性と、(今観ると)その限界を感じさせる作品
主演のコリーヌ・マルシャンも、思い込んだポップシンガーに適任ではあるけれど、もう少し深みが欲しかったなあ
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